映画、テレビ、舞台の美術って何?なんだろう?
 一口に美術と聞くとなんとなく想像はつくものの‥

 日本映像美術協議会(JVA)は全ての映像産業に関わる美術部門に特化した専門企業が集まり一般の方々、美術の仕事に興味がある方々に各企業の役割を認知していただき冒頭の疑問に答えるべく活動を行なっております。
 また映像美術事業の健全な発展を図り、会員各社の社会的地位向上を目指すための活動を行なっております。

 具体的に大きな事業として2年に一度JVA賞、JVAフェスタを開催しております。

 JVA賞とは各企業が日頃より取り組んできた新しい技術をそして、先人の方々から継承してきた技術を多くの方々にに披露する場となっております。
 各企業が出展した作品には美術業界内の各団体に審査をお願いし、また会場にいらした一般の方々からも投票をしていただきJVA大賞をはじめとしたいくつかの賞を授与しております。

 JVAフェスタとは会員各社の技術を集結したドラマのセットをはじめ、各美術団体の作品展示、学生による展示等を行なっております。
 JVAフェスタについても一般の方々、美術の仕事に興味がある方々にご覧いただき会員各社の役割と認知度の向上を目的としております。

 このほかに今後も映像美術事業の歴史、そして会員各社の歴史を語り継いでいくことを目的とし過去に『映像美術のあゆみエピソードⅠ』を出版いたしましたが、現在第二部として様々な方々に動画でお話しを伺っております。
 こちらはJVAホームページよりYouTubeで視聴可能となっております。

 今年10月にインボイス制度が始まりましたが、インボイスって何?注意することは?等新しい制度が導入される度にいくつかの疑問が出てまいりますが、会員各社の皆様が参加できるセミナーを開催いたしました。
 会員各社の皆様に都度、有益となるセミナーをはじめ研修会等開催をしております。

 これからも事業内容を常に見直し変化させつつ映像美術事業の健全な発展を図り、会員各社の社会的地位向上を目指してまいります。
 会員各社の皆様におかれましては今後とも当協議会の活動にご理解を賜わり、さらに一層のご協力ご支援をお願い申し上げます。

2023年10月
特定非営利活動法人 日本映像美術協議会
理事長 南 健太郎